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505 :電波男 ◆2.4GHzYCmM :2006/11/28(火) 12 16 40.99 ID frlf5HVzO 既に日が暮れようとした。私は某キャラの十八番である肉じゃがをおかずに作ることにした。 20時。飯上がり。文化放送を聞きながら黙々と喰う。けんちん汁に萌やし。麻衣う―。 風呂。一時間つかり続け、のぼせた。 憑かれたのでそのまま就寝。乙ですた。 … …… ……… 金縛りかよ!! 519 :電波男 ◆2.4GHzYCmM :2006/11/28(火) 12 36 05.77 ID frlf5HVzO 「ううふふ」 天丼から幽霊が現れた。 「…私に何の用だ?」 「タカ坊…まさか忘れたんじゃないでしょうね…?」 いきなり私は貴明にされた。 「何を?」と普通に返すと更に接近し、 「勿論、氏んだ後の約束よ…」 顔が怖い。寧ろタマ姉の存在が怖いw 「何だっけ?」思いきって忘れた事にした。すると… 「じゃあ、ついて来なさい。そのうち思い出すから」 そして2つの意味で硬直した私の腕を掴み、天丼に向かってフワリと昇り始めた! 525 :電波男 ◆2.4GHzYCmM :2006/11/28(火) 12 46 57.55 ID frlf5HVzO 天丼を抜けたらそこは5次元空間であった。 (こんな所で一体ナニを…) そのまま飛行?を続けると、目の前に駅が見えた。東京駅だ。が、線路ははみ出ていない。 「東京駅がどうかしたのか?」 タマ姉は何も言わずに駅構内へと入っていく。着いた所は京葉線ホ―ム。 「京葉線?」 「そう、此処よ…」と、近くのベンチを薦められた。 527 :電波男 ◆2.4GHzYCmM :2006/11/28(火) 12 56 03.01 ID frlf5HVzO (電車を待っている…?) 誰もいないホームに2人っきり。何だか話し掛け易い状況であるような気がした。 タマ姉はというと、隣に座ってうたた寝をしている。「く―…………」 とても静かだ。駅とは思えないような静けさだ。LED板には何も表示されていない。光っているのは上の照明だけのようだ。 東京は終点だ。私はホームの向こうの暗がり、つまり蘇我方面に繋がるレールを眺めていた。 …ん? 遠くから電車のライトらしき光が見えた。 604 電波男 ◆2.4GHzYCmM New! 2006/11/28(火) 20 08 37.76 ID frlf5HVzO そして電車がホームに入ってきた。 見た事のない車輌。横には「サハE331―51」と書かれていた。この車輌、実はまだ試運転中のピカピカで、箱から下は(ryなユニークな電車な野田。 ブレーキ音でタマ姉が目を覚ました。「む……」 目を擦りながら「もう来たのね」と話し掛け、こちらも「ああ」と返した。 ドアが開いた。が、タマ姉は席を立たない。 「…乗らないの?」聞いてみたが何も言わず、再び眠り始めた。 「………く―」 電車は止まったまま。俺は箱の外側についてるLED板に目をやった。 何も書かれていない。ホームのと同じ状態だ。暫くそれを眺めていると… 「ぬるぽ」 一瞬だが見えた。そして俺はそのLED板にガッ!した。 板は壊れた。 622 電波男 ◆2.4GHzYCmM New! 2006/11/28(火) 22 38 34.03 ID frlf5HVzO 「駄目よ、人のもの壊しちゃ」当然の事を言われた。 「ご、ごめん」と素直に謝った。が、板はもう直らない。 腕時計を見た。なんと秒針が止まっていた。おかしい。いつもなら気付いて時計屋に持っていくのだが、今は確かに止まっている。まあ中の人は当時の夢の続きだったシスプリの本革時計も止まったままほったらかし… 兎に角今の時刻がわからない。それだけで何故か不安にかられた。 「………ねえ」何となく話し掛けた。 「なあに?タカ坊」 「あのさ…何か飲まない?」 「そうねぇ…紅茶を頼もうかしら」 「ああ、わかった。ところで電車は?」 「ふふ、慌てん坊ね。ほんとにタカ坊w」 皮肉られた。ちょっとだけ悔しかった。構わず小走りで自販機へ向かう。 15㍍位で着いた。財布を取り出し、小銭少々。こんな時期なので紅茶花伝とエメラルドマウンテンのホットを。 戻ってきたらまたうたた寝していた。寝不足なのか? 624 電波男 ◆2.4GHzYCmM New! 2006/11/28(火) 22 54 49.98 ID frlf5HVzO 「………」 「………」 2人とも黙ったまま飲みながら寛ぐ。 「ふうぅ」と溜め息をついてみる。 「………」タマ姉は何か思い詰めた様な顔をしていた。 10分程で飲み終えた後「缶、捨てようか?」と、手を差し出した。 「ありがと」と、空いた紅茶花伝を渡してくれた。 カラカラ… 後ろで缶2つが落ちる音を聞きながらベンチに戻った。タマ姉は立っていて、こっちを向いた。 「…そろそろ乗りましょ」 「ああ…」 やっぱり乗るんだ、と思いながら電車に乗ろうとした。その時… 「ぬるぽ」 さっき壊した筈のLED板が光っている。 625 電波男 ◆2.4GHzYCmM New! 2006/11/28(火) 23 04 17.21 ID frlf5HVzO 「ウォルコット・ヒューイです」 次に板は字を変えた。 「!?」思わず立ち止まってしまった。 「どうしたの?」呼ばれて気を取り戻した。しかし見ずにはいられない。 「戦国無双?ちょべりぐ!」「チロル黒ごまたるとまいう―」「うまい肉棒」「た―るる―♪」「フェイク・オフで全消し」「セバスチャン元気?」等、意味不明な事ばかり発した。 「何なんだこれわ…」 「ううふふ」タマ姉は突然ワロタ。 634 電波男 ◆2.4GHzYCmM New! 2006/11/29(水) 01 53 13.23 ID WnphKcc1O 「さ、乗りましょ」まるで催促しているようだ。 「……」 仕方なく無視して乗ろうとした時、その板は 「快速 蘇我行」 ドアが静かに閉まる。 数秒して電車がゆっくりと走りだした。ホームの明かりが消え、ポイントを通過するごとに車輪の音と電車の揺れの感覚が同時に来る。 箱の中は俺とタマ姉の2人だけ。 「…何処で降りるの?」 タマ姉はまたうたた寝を始めた。が、悪いと思って起こす事もできない。只じっと話し掛けられるのを待つだけだろうか…。 658 電波男 ◆2.4GHzYCmM 眠orz New! 2006/11/29(水) 07 27 49.86 ID WnphKcc1O 電車は只暗闇の中をひたすら走っている。 周りに響くモーターと車輪の音を聞き分けながら、タマ姉の隣でじっと座っていた。 「………」 ふと、こちらを見た。何故か優しく微笑んでいた。 「どうしたの?」 「…あのね…」とても言いにくそうな言葉のようだ。一体… 「言いたい事があるなら何でも言ってよ。何でも聞いてあげるから」まるで立場が逆転したようだった。 タマ姉は少しの沈黙の後… 「や ら な い か」 662 電波男 ◆2.4GHzYCmM New! 2006/11/29(水) 08 25 23.67 ID WnphKcc1O 「!?」 一瞬思考が滞った。 「ねえ、ねえ…しよ」 ま ぢ で す か 何が何だかでだいぶ迷っていると、その言葉を耳にした。 「性欲をもてあますわ」 「ああ、わかった」 すぐに肯定してしまった。 716 電波男 ◆2.4GHzYCmM New! 2006/11/29(水) 12 28 18.23 ID WnphKcc1O 携帯のアラームが鳴った。 目に映るのは天丼。 私は…何をしていたんだ? ふと、何処か血がたぎってきてる感じがする。つまり勃っている野田。 「きっとモノ凄い夢を見たんだな」と言って体を起こした。もう一度携帯を見る。午前9時3分。仕事に行く前に何か出来るなと思い、ノートを広げた。 それは「愛・恥丘博」の企画原案が綴られた社外秘(?)の情報が詰まっている。 「………」 思いきって今頭にあることを書き殴った。僅かばかりすっきりした。 朝飯だ。シリアル参上。再びノートを開く。これは別のも野田。自作イチゴサンデーの企画書である。 飯の後24のDVDを見て仕事に向かった。 ふふふ、3ヶ月後が楽しみであります…。 ―――第一部・姦―――
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(……!?) 間違いなく、この感覚は、現実のものだ。 今まで漠然と感じ、それとなく受け流していた時とは感覚の度合いが違う。 居もしない誰かが、そこにいる。 それをはっきりと感じとり、少し体がぐらついた。 「聡くん!?」 鈴木が倒れかけた俺を助けるために、走ってきてくれるけど、その時には俺はもう―― ――さ、行くぞ! 全てを、思い出していた。 あの日の出来事、あの時の言葉、あの頃の「誰か」―― 「……ごめん、鈴木。大丈夫だよ」 「そ、そう……?」 「ああ」 まだ不安そうな鈴木を鼓舞するために、思い出した自分を誇るために―― 「もう、大丈夫だ」 その後、家に着いた俺は、夕飯を食べ、風呂に入り、姉ちゃんと駄弁り(お茶会、まあまあ頑張って! って締めといた)自分の部屋で寝転がっていた。 さっき思い出したことは、そこまで大それたことじゃない。だから、家に帰ってからは、普段通りに過ごしてこれた。 けど、特別なことであることは間違いなくて―― ――プルルルル ケータイが、鳴った。なんとなく、誰からか分かった。 けど、一応確認。うん、やっぱり。 「はい、もしもし」 「……聡か?」 予想通りの、トーンが低い不安そうな声。けど、何度も何度も聞いてきた声。 「うん、そうだよ。って、俺のケータイにかけてきてるんだから、俺しかいないよ」 なんとなく、和ませようとそういうことを言ってみる。 電話の向こうで、軽い笑い声が漏れるものの、やっぱりどこかぎこちない。 「で、どうしたの、澪姉?」 何となく、わかっていた。このお茶会というイベントの前。そして、最近の出来事。 そして―― 「私は、聡の、なんなんだろう?」 「……それ、聞きようによっちゃ、凄く誤解を招く言い方だよ?」 半ば笑い、半ば呆れながら、そう返す。 俺がそう指摘すると、予想通りというべきか、澪姉が動揺する様子が分かった。 「ち、ちが、そういう意味じゃなくて――」 「だから、『聞きようによっちゃ』って言ったんだよ?」 ああ、電話の向こうで、きっと顔をめちゃくちゃ赤らめてるんだろうな。 だって、まだゴニョゴニョ言ってるし。 「あ、あの、つまりだな――」 ようやく少し調子を取り戻した澪姉は、そう気を取り直して、言う。 「私は、今まで何度も聡に頼ってきた。やっぱり、今回だって不安なんだ、でも――」 そこで、言葉を途切らせた。 大体、言いたいことはわかる。 今まで、澪姉はこういうイベントの前に、俺に電話をかけてくることが度々あった。 たとえば、1年生の頃の学園祭。初めて大舞台で歌わなければならないという状況になって、澪姉は本当に緊張していた。今思い出しても、痛々しいほどに。 結果的に、それは成功した(一つのハプニングを除いて、だけど)。 なんで姉ちゃんじゃなくて俺に、なのかというと、姉ちゃんと話す時とは、また違った視点からものを言ってくれるからとかなんとか。 とはいえ、理由はいらなかった。普段から、何かと一緒にいることが多い俺たちは、互いに助け合ってきたからだ。 普段から、年上として威厳ある振る舞いをしたいと思っているらしい澪姉からすると、俺に相談するというのは相当抵抗があるんじゃないか、と俺は思う。けど、心構えとかそういった何もかもを放り出させるほどの緊張感を覚えてしまうんだろう。人前に出るのが苦手という澪姉にしてみれば、特に。 「でもそれは、普段から私も聡も互いに助け合ってるからいいんじゃないか、っていう甘えから来てたと思うんだ」 そう、思ってたんだろう、今までは。 あのアルバムの一件が、あるまでは。 あの時、澪姉はなんとも気が晴れない表情をしていた。 姉ちゃんとは違い、物事を良い意味でも悪い意味でも深く考える澪姉は、今回は悪い方向に自分を追い込んでしまったんだろう。 自分は、友人の弟の、なんなのだ、と。 「……私ばっかり、聡に、甘えてる」 ポツポツと、言葉を区切りながら、自分に確認するようにして、澪姉は言う。 それはまるで、自分を責めているかのようにも聞こえる、どこか痛々しい響きを伴っていた。 俺は、もう少し聴いて、その上で澪姉の言葉に応えようと思っていた。 けど、もうそろそろ、我慢できない。 「あのさ、澪姉。ちょっといい?」 俺は、出来る限りの優しい声で、澪姉に訊く。 電話の向こうで、きっと悲しそうな表情をしてるであろう、澪姉を思い浮かべながら。 「まずさ、澪姉がいつも俺に甘えてるって言うけど……それは違うんじゃないかな」 「……え?」 その言葉に、キョトン、とする澪姉。 俺は、教師が生徒に教え諭すような、どこかゆったりとした口調を意識する。 「この前のこと、覚えてる?」 「この前、って……?」 「姉ちゃんが元気無かった時のこと」 「……ああ」 俺が重ねて説明すると、澪姉は納得した様子だ。 その様子に満足して、俺は一息に言う。 「あの時、澪姉は俺の相談に乗ってくれた。姉ちゃんがどうして落ち込んでいるのか、それに対して俺がどう接すればいいのか、いろんなことを教えてくれた。そんな澪姉に、俺は……甘えてたんだと思うよ?」 「で、でも!」 俺が息継ぎをする間もなく、澪姉が疑問の声を上げる。 「それは、当然のことだ! 私は、律の友達で……聡の……」 聡の、と言った後、黙り込んでしまう。 きっと、この次に言うべき言葉を、思いつけなかったんだろう。 でも、仕方のないことなんだろうと思う。それが分からないから、澪姉は俺に電話をしてきたわけで、それが分からないから―― 「……俺たちが初めてちゃんと話した時のこと、覚えてる?」 だから――俺は切り札を使う。 きっと、通り一遍の慰め文句は、今の澪姉には通じないだろう。 もしかしたら、余計に悩みを深める結果に終わりかねない。 だったら―― 「そ、それは……覚えて、ないな。だって、私には……あの写真がいつ撮られたのかすら」 「思い出したんだ」 澪姉の疑念を払拭するために、俺は心持ち、声を大きくする。 あの時のことをどう話せばいいか、頭の中で瞬時に思考。 そして、言葉に乗せる――。 「あの日は晴れてたからさ。つい――」 0.99…/ 燻ってたいた。 言いたいことも満足に言えないで、いつもいつも甘えてばかりの自分に。 誰かの背中に体を預けて、自分は何の主張もしないで、漫然と送るだけの毎日。 そんな、日常に――。 「……あれ?」 ふと、歩いてきた道を振り返る。 おかしい。自分が知ってる建物が一つもない。 再び、前を向く。 これまた変だ。自分はどこに向かおうとしてるのか、全く分からない。 「……どうしよ」 ボソッと口から漏れ出た言葉は、そのまま少年の本心だった。 少年は、まだまだ小さい。家には、少年よりもよっぽど活発で、誰とでもすぐ打ち解けられるような性格の姉がいる。そんな姉と比べたら、自分なんて――。 「……」 暗澹とした気分になりながら、少年はゆっくりと前に向かって歩いていく。 どうにでもなれ、そんな投げやりな思いもあった。 別に、誰からも、「お前は姉より、劣っている」なんて言葉を投げつけられたわけじゃない。 少年の母は優しく、父は大らかな人で。 姉は少年のことをとても可愛がってくれて――。 「……姉、ちゃん」 姉のことを思い浮かべ、ふと声に出してみる。 それにつれて、ようやく自分がどこに来たのかを知った。 少年の前には、木製のベンチ。 ここに来るまで、周りが見えてなかった。 けど、来てみると、誰かに導かれるまま来たような……。 「……」 無言で、ベンチに座り込み、体を預ける。 何とはなしに、園内を見渡してみるものの、やっぱり自分がどこにいるのかは全く分からない。 けど、何となく安心していた。まだ、明るいからだ。 少年は幼く、まだまだ臆病で、真っ暗闇では怖くて泣きべそをかいてしまい、姉にとびついてしまう。 けど、まだまだ明るいし―― ――おねえちゃーん、待ってー! ――あ、ごめーん! ――おねえちゃん、速いよー ――えへへ、ごめんごめん。そーだ、おわびにアイスを…… ――ホント!? ――うん、だって、おねえちゃんだもん! ――うわー、ありがとう! おねえちゃん、大好き! 「……」 少年がベンチから外を眺めていると、2人の少女が公園の脇を通り過ぎていくのが見える。 2人ともとても仲が良さそうだった。口ぶりからすると、おそらく姉妹だろう。 お互いに、笑顔で。とても、楽しそうで。 そんな2人の姿は、少年に、姉とその友達の姿を想起させた。 「うう……」 今の自分には、眩しくて届きそうもない、そんな雰囲気。 自然、そんな少年の口から、呻き声のような、言葉にならない気持ちが漏れる。 分かってる。こんな、コンプレックスを持っていたってなんにもならないことくらい。 もちろん、少年はまだまだ幼く、「コンプレックス」なんて言葉は知らない。 けれど、何となく姉に対して、「自分はああはなれない」と諦めにも似た気持ちを抱いていた。 だって、自分から動くことなんて、考えることすら恐ろしい。 だから、いつも受け身で生きていく。それで、いいんだ。 いいんだ―― ――カーンカーン 鐘の音が鳴り響く。 少年は、まだ時計の読み方を知らない。だから、母の、「この鐘が鳴ったら、帰りなさい」という言葉だけが頼りだった。 けれど、少年は動けない。帰りたくないし、帰れない。 気づくと、周りは徐々に暗くなっていく。 春の終わりのこの時期は、夏に比べたら陽が落ちるのがめっぽう早い。 辺りが暗くなっていくにつれ、少年の心にも暗雲が立ち込めていった。 「うええ……」 少年の呻き声が、次第に泣き声に近いものとなっていく。 取り返しがつかない――そんな気がした。 夕日が顔を出し、道も分からない。 自分には何にも分からない……。 「うえええええ」 次第に、嗚咽が大きなものとなっていく。 分からない。道も分からない。自分のこれからも分からない。 もう――なにも。 「見つけた!」 少年が頭を下げて泣きじゃくっていると、声が聞こえた。 聞き覚えのある、凛とした声。 顔を上げると、そこにいたのは―― 「良かったー。ほら、帰ろう!」 その人は、快活に少年に声をかける。 けれど、少年は困惑しきっていた。 なんで、この人がここに? そして、なんで自分に話しかける? きっと、怯えてもいたんだろう。次に、少年が口にした言葉は―― 「ど、どうして?」 自分にとっても、多分相手にとっても、難しいものだった。 何が「どうして?」なのか。 どうして、この人は自分の居場所が分かったのか? どうして、この人が自分を迎えに来てくれたのか? きっと、言葉に出来ないけれど、そういうことだった。 その人は、少年の言葉を別段意に介した風もなく、にっこりと笑いながら 「さ、行くぞ!」 何の躊躇いも、衒いもなく、少年に手を差し伸べた。 「みんな、心配したんだぞ」 帰り道、心配半分、からかい半分といった声音で、その人は言った。 少年はとぼとぼと、その人はてくてくと、対照的な足取りで家路を進む。 無言の少年を気遣うように、少女はたくさん話しかけてきた。 少年のこと、少年の姉のこと、そして自分のこと……。 「きみのお姉ちゃんは、凄い人だよ」 色々な話をした後、その人はどこか誇らしげに、少年の姉について話し出した。 「私、ちょっと前に、みんなの前で発表することがあったんだ。その時、すっごく緊張して……そんなとき、きみのお姉ちゃんが――」 少年がきょとんとする中、その人は面白そうに、懐かしむように話す。 自分の練習に親身になってくれたこと、どうすれば緊張しないようになるかアドバイスをしてくれたこと……。 「だから、私はきみのお姉ちゃんが好きだ。そして――」 そこで、少年の目をじっと見つめ―― 「きみのことも、大事に思ってる」 それは、とても愛おしそうな表情だった。 少年は、その表情を見ながら、とくんと胸が脈打つのを感じた。 「あ、そろそろ見えてきたぞ」 その後、歩いていると、その人はそう言った。 少年が顔を上げると、なるほど、もうそこは見慣れた風景だ。 自分の家までは、もうそんなに無いだろう。 歩いていく中で、家の前に、自分の姉と母親がいるのが見える。 「ああ、良かった……」 母親は、静かに少年を抱きしめた。 少年が家に着くや否や、彼女はすぐさまその前に来たのだ。 そんな2人を、笑いながら見守る、姉とその友人。 「ありがとな。本当に、助かったよ」 「いやいや。無事で、良かった……」 少年の姉がお礼を言うと、友人は照れくさそうに笑みを深くした。 そんな姉の友人を、少年は抱きしめられながら見る。 以前とは全く違った感情を、今、自分は抱いている。 「一応、カメラ持って行ったんだけど、使うことが無かったな」 その人は、ポケットからカメラを出して、苦笑する。 カメラといっても、インスタントのものだ。 小学生なりに、もしもの時のことを考えていたのである。 「もしもって言っても、どういう時に使うんだよ?」 「いや……もし、行方不明になってたりした時、証拠を撮るために」 「……ドラマの見すぎだ!」 お互い、笑いながら、ボケと突っ込みをしている。 といっても、姉の突っ込みに対し、その人は本気でボケてはいなさそうだけど。 「……あ、そうだ!」 名案を思いついたとばかりに、姉が言う。 その時にはもう、少年は母親の腕の中から出てきていた。 「せっかくカメラがあるんだし、記念撮影しようぜ!」 名案とは、つまり撮影のことらしい。 何が、「記念」なのかはよく分からない。けど、何となく「めでたい」んだろう。 「そうだな、そうしようか」 その人も、どこか乗り気だった。 母親も、どこか楽しそうにそれを眺めている。 「じゃあ、3人で撮ろうか! 母さん、よろしく――って、あれ?」 姉が母親に頼もうとして、きょとんとする。 というのも、さっきまで母親の近くにいた弟がその姿を消していたからだ。 どこに行ったのか、またどこかへ行ってしまったのか。 ちょっと、焦燥に駆られた。一体、どこに―― 「――が、いい」 しかし、その心配は杞憂に終わった。なぜなら、近くから、弟の声が聞こえてきたからだ。 けれど、なんて言ったのかは分からない。また、正確にはどこにいるのか、分からない。 弟の方へ顔を向けると―― そこには、意外な光景があった。 「あの」弟が、姉の友人に、自分から近寄っている。 仲良くしたいと思いながら、自分から近づくことはできなかったはずの、弟が。 友人も、母親もどこか驚いた様子を隠せていない。 そんな友人の近くで、弟は―― 「澪姉ちゃんと一緒が、いい」 自分の気持ちを、はっきりと伝えた。 その人は、聡と目線をしっかりと合わせる。 そして、満面の笑顔で、少年と向き合って―― 「いいよ、2人で一緒に撮ろう、聡くん」 1/ 「――わ、私がそんなことを?」 話し終えると、澪姉は分かりやすいほどに動揺していた。 疑問に思っているらしいけど、全部本当のことだ。 1度思い出した記憶は、意外と当たっているものだし。 それも、自分が温かくなった思い出なら、特に。 「うん、ホントだよ。澪姉」 「で、でも! 私が聡に、そんな――」 その後、ゴニョゴニョと口ごもる。 多分、自分がそんなに積極的に、話しかけたのだろうか、という疑問だと思う。 けど、俺には、何となく分かっていた。 「きっと、澪姉は、責任みたいなものがあったんじゃないかな? 昔から、責任感、なんだかんだで強かったでしょ? だから、きっと――」 自分の友人の弟を、守ってあげないと、と。 そう、思ってくれたんじゃないか。 だとしたら―― 「今の俺がいるのは、澪姉のおかげなんだよ」 だとしたら、なんて嬉しいだろう。 あの日から、俺は多分ちょっとずつ、けれど確実に変わっていった。 姉ちゃんを見習って、自分から動いていこう、と思うようになっていったのだ。 その後押しをしてくれたのは、やっぱり、今電話の向こうで話を聴いてくれてる人で。 俺は、その人への感謝を、ありったけ込めて、言葉に乗せる。 「ありがとう、澪姉ちゃん」 「は、ははは」 俺が言うと、澪姉は笑いだした。 それも、自嘲めいたものじゃない。ちゃんとした、快活な笑い声だった。 その声は、しばらくの間、途切れることは無かった。 俺は、それを心地よく聴く。 「……審査」 「えっ?」 笑い声が途切れると、澪姉が何か言った。俺はわからず、訊き返す。 「ほら、律の料理審査。私も参加して、いいかな?」 「俺はいいんだけど、いいの? 家族みんないると思うけど……」 「いいんだ」 澪姉は、とても楽しそうに―― 「聡と律と、一緒にいたいんだ」 ここから、後日談。 お茶会は成功を収めたらしく、姉ちゃんも澪姉も上機嫌が続いている。 俺はというと、そんな毎日を楽しんで過ごしている。 あの日のことを思い出してからというもの、澪姉や姉ちゃんと一緒にいられる時間が楽しくて仕方が無いのだ。 毎日の登校が楽しくて、時々うちに来る澪姉と話すのが面白くて―― 「……聡ー! 澪ちゃんが来てくれたわよー!」 俺が2階で漫画を読んでいると、下から母さんが呼んでくれた。 「はーい!」と返事をして、漫画を片づけ、部屋のドアを開ける。 今日は、姉ちゃんの料理審査日。お小遣いがかかっているということもあってか、姉ちゃんは真剣だった。 俺は、姉ちゃんにアドバイスだけはしてあげた。後は、姉ちゃんに任せた。 というのも、自分自身の力で、俺たちをあっと言わせてほしいから。 そんな姉ちゃんで、あってほしいから。 俺は、ドアを開け、階段を降りながら、考える。 最初は「0」から始まった俺たち。 けど、それは一つ一つの積み重ねで、「1」になった。 自分の力もあったはず、なんだろうけど―― 「よっ、聡!」 「おっす、澪姉!」 きっと、それは、姉ちゃんとこの人のおかげ。 目の前にいるかけがえのないもう1人の姉を、俺は満面の笑顔で出迎えた。 第5話「思い出!」おしまい―― …………… ……… … ?/ 「……」 何とはなしに引っ張り出してきた、アルバム。 それを眺めながら、どこか物悲しい思いを抱いていた。 写真の中の私は、うん、ちゃんと笑っている。 このときも、このときも……つい、最近も。 対して―― 「……」 なんで、こんな表情なのか。 昔は、こうじゃなかったはずだ。見直してみても、笑顔の写真が目に入ってくるのに。 このときだって、このときだって……けど、最近は? 「どうして……?」 自然、口から漏れ出る言葉。悲しいというより、どこか寂しい響き。 いったい、どうして―― ――ガチャッ! ドアが開く音が、聞こえた。 マンション住まいだと、聞きたくない音まで聞こえてしまう。 今、私は、アルバムを見なおして、過去に浸りたかった。 けど、それは逃げなのか――? ただいま。おかえり、部活お疲れ様。うん、ありがとう。ご飯、どうする?後で、食べる。そう、分かった。 耳を、言葉が素通りしていく。自分の部屋は、玄関から近い方にある。 今日も私は、「何か」を求める。けれど、それは、足早に進んで消えていく足音に掻き消された。 「……はあ」 いつものことだ。もう、慣れきっている。 あっちからこっちに向けて、何か求めてくれたことは、最近一度でもあっただろうか? けど、いつまでも沈んでいるわけにはいかない。私は、いつも通り立ち上がり、部屋を出て―― 「おかえり、お姉ちゃん!」 声をかける。ちなみに、部屋に入ってしまう前、というタイミングが重要だ。 「……ただいま」 一拍置いて、私の方に顔を向けて、挨拶を返す。 いつも通りの、無機質な声。決して冷たいわけじゃないけど、温かくもない声。 それに構わず、私は話す。 「あのさ、今日、宿題出されたんだけど、ちょっと分かんないところがあって! できれば、お姉ちゃんに教えてもらいたいかなー、なんて――」 「ごめん、さくら」 私が話し終えるタイミングを見計らって、お姉ちゃんが掻き消すように言う。 これまた、決して荒ぶった声じゃない。けれど、優しいというわけでもない。 淡々と、無表情に、言葉を続ける。 「今日、私、やらなきゃいけないことがあって。最近、部活が忙しいから、ちょっと……」 「あ、そうなんだ……うん、分かった! お姉ちゃん、ガンバ!」 私は、内心の落胆を悟られないように、自分を奮い立たせるように、声を出す。 そして、自分の部屋へと引っ込んだ。 「……今日も駄目だったかあ」 ボスン、とベッドにダイブする。 分かっていた。なんとなく予感めいたものがあった。 「今日も駄目だろうなあ」と。 けれど、縋りたかった。あるのかないのか分からない可能性に、賭けたかった。 「……田井中くん、かあ」 自分の口からなんとなく出た、1人のクラスメイトの名前。 ここ最近、学校外で彼を何度か見かけた。 一回は、商店街で。彼は、黒髪の美人さんと一緒に、買い物に来ているようだった。 私は、彼の近くを通って、軽くからかってやろうと思った。けれど―― ―― 一応、姉ちゃんだし。 この言葉を聞いて、とても悲しくなってしまったのだ。 私は、かけようとした言葉を飲み込んで、彼のそばを足早に通り過ぎた。 また一回は、街中で。 彼は、友達の、同時に私のクラスメイトの鈴木くんと一緒に歩いていた。 私は、今度は二人一緒にからかってやろうと、声をかけようとした。 けれど、その時の話題は、またしてもお姉さんのものだった。 いたたまれなくなって、これまた足早にその場から逃げた。 「……何してんだろう、私」 ゴロン、と寝がえりを打つ。 自分は、こんなにも脆くなっていたのか。 私だって、昔は――少なくとも、心の底から笑顔でいられたあの頃は―― 名字で呼ばれたくない理由が、一つだけある。 私は、私だ。もう、誰かに寄りすがって生きていたいとは思ってなくて―― 独り立ちしたい、という子供っぽい欲があるからだ。 もう大丈夫だ。お姉ちゃんに頼らなくたって、生きていける。だから、もう―― 寝転んでいると、机上の写真立ての中にある写真が見えた。 ぼんやりと見て、じんわりと胸に沁みる。 2人とも、掛け値なしの笑顔をしていて、私は―― 「さくらー、お風呂入りなさーい!」 お母さんが私を呼ぶ声がする。 私は、少し出そうになった涙を振り切って、「はーい!」と大きな声で返事をする。 ベッドから起きて、部屋を出る。 頭の中で、写真の下にある文字を読みながら、ドアを開ける―― いちご(小5)進級、さくら入学記念 「もう一つの思い出」おしまい―― 戻る
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姉、ちゃんとしようよっ!(きゃんでぃそふと)/2003/06/27 シナリオ:タカヒロ 原画:白猫参謀(最神扇道) 音楽:T N MUSIC FACTORY [あらすじ] 名門・柊家に幼い頃養子として引き取られた主人公・空也(くうや)。 姉達に甘やかされてばかりの軟弱ライフを送っていた彼は、性根を鍛え直す為に遠くの親戚へ預けられてしまった。 そして約10年後。空也は立派に成長して、再び柊家に戻ってくる。 そこに待っていたのは、可愛い弟の帰りを楽しみにしていた、お姉ちゃん達6人。 お姉ちゃん達は帰ってきた初日から、昔同様、空也をベタベタと甘やかしてきたりアゴでこき使ったりと好き放題。 しかもその夜、空也は憧れていた要芽に寝こみを襲われ、 散々にいたぶられてしまった。 なんとか要芽を見返そうとする空也は、他のお姉ちゃん達に協力してもらって、己の漢を磨こうと考える。 こうして、再びお姉ちゃんに囲まれた生活がスタートした。 -OHPより抜粋- シナリオ:16/30 テキスト:15/30 グラフィック:8/10 サウンド:7/10 システム:6/10 基本点:10 総合:62/100 レビューは後日
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にょ就に泣きつく姉貴良い(*゚∀゚*)! こんな感じだろうか、既に子沢山なにょ就とそれを知らない姉貴を採用 姉貴「うえええ、俺の理想の旦那はどこにいんだよ〜。」 にょ就「ええい、絡みつくな鬱陶しい。」 姉貴「だって、だってさ。お前だって相手いねーんだろ?一緒に考えてくれよ。」 にょ就「自分の事であろう。人任せにしようとは浅はかな……。それでよく長曾我部の長が名乗れたものよ。」 鬱陶しそうに姉貴を引っぺがし、皿においてあった紅葉饅頭を一つ取ると姉貴に握らせてあげるにょ就。 姉貴「元就ぃ……」 感動して思わず涙ぐむ姉貴。 にょ就「我は十分に役目を果しておる。相手などもはや無用よ。」 姉貴「へ?」 にょ就「なんという間抜け面。一度鏡を見て己を正さぬか、みっともない。」 姉貴「いやいやいや、そう言うことじゃねーだろ?え、嘘、いんの?子供。」 にょ就「何を今更、何度も顔を合わせているでは無いか?」 姉貴「……え、え、え?待てよ、元就ぃ!え?ここにいんの?」 にょ就「……」 沈痛な面持ちでため息を付き手を二回叩くと三兄弟登場 隆元「何か御用ですか?」 にょ就「息子だ。」 姉貴「え?兄貴じゃねえの?」 にょ就「息子だと言っているだろう、その耳は風穴か?まあ、まだ居るが代表的なのはこの3人だな。」 信じられないという風ににょ就を指差しながら三兄弟とにょ就を見比べる姉貴。 意味が分からない三兄弟はそれぞれ顔を見合わせ 元春「あの……母上が何か?」 姉貴「は、ははうえええええええええええええええ!?」 にょ就「帰ってよいぞ」 隆景「よろしいので?」 にょ就「ああ……用は済んだ。」 姉貴「なあ……まだ世の中には理解できねえ事が沢山あるんだな」 野郎共「そうっすね……」 姉貴「さ、俺も負けてらんねーな!次行くぞ次!」 なんだか狐につままれたような気分のまま姉貴達は次の地へと旅立った! 足元には大量の紅葉饅頭を携えて! にょ就がぷりぷり怒っているが良いのか?姉貴! 盗んだのか?姉貴! 行け行けGOGO!がんばれ姉貴!理想の男が見つかるまで! ……こんな感じか? 姉貴が抱きついて豊満な胸に窒息しそうなにょ就にもって行けなかった。 何だこの敗北感orz
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23【我等の太陽】暇だから安価で兄姉彼にかまってもらうpart23【元気出せ】 ジョンところにも行く気にならず完全に憂鬱で無気力のタマヨ、 軽い安価で「…」とメガネ越しの上目づかいで「ぁ、あーん、して欲しい…よ」と言い 兄様は「ほれ」と食べさしてくれて「美味ww」と少し元気がでる? 回復したタマヨは誕生日プレゼント要求安価をする た「ねぇえ、私そろそろ誕生日なんだ」 た「それでさぁ、20歳になるわけだから記念に純金が欲しいなぁ」 ション「じ、純金…それは…おいくら万円?」 た「グラム3500円くらいらしい」 ジョン「ぉ、何グラム希望?」 た「君の気持ち次第ww指輪でもピアスでもなんでもいいよ」 ジョン「こわ…どこで売ってるんだろ」 た「自分で探す!ww」 ジョン「わかった。明日探してみる(´・ω・)」 た「よろしく頼むよww別にいらないけど」 ジョン「おいっ」 た「はいwwww」 ジョン「いらないんかい!ww」 た「軽いジョークですよwwww大体、私アクセサリー嫌いだしww」 ジョン「嫌いなの?」 た「うん。いずいじゃん?」 ジョン「いずい?」 いずい解説 ジョン「あぁ、わかるかもww た「だから本当にいらないからww純金は」 ジョン「純金は、ね」 た「アクセサリーの類い。余計な気は使うなよww本当にいらないから」 ジョン「そう言うなら本当に買わないよww」 た「うん、買わなくていいww買ったら叩き延ばして金箔にして酒に入れるから」 ジョン「叩き延ばすとかww」 た「金の延性なめんなwwww」 黙ってたら買ってきそうだったようだ。 そしてジョンはタマヨにチャイナ服を着せる為に買ってきていた。 朝、タマヨは朝だちしているジョンを射精させる。 なんと孔明殿に入院するかもしれない疑惑が…
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姉、ちゃんとしようよっ! ブルーレイ完全版 リニューアルモザイク ASINが有効ではありません。 発売日 2009年6月26日 価格 8,190円 発売元 video maker ディスク仕様 5話×1枚 音声 メディア 関連ページ http //shop.pratia.net/(S(om435w45wb5vtg550dxizzzc))/Detail.aspx?pid=40112
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作品データ タイトル 姉のおなかをふくらませるのは僕 タイトル(カナ) アネノオナカヲフクラマセルノハボク タイトル(副題) 作者 恩田チロ(作画) 作者 坂井音太(原作) 備考 掲載 連載雑誌 出版社 連載開始 連載終了 備考 姉のおなかをふくらませるのは僕 別冊ヤングチャンピオン 秋田書店 2014年11月号 2017年3月号 連載 話数 単行本 巻数 出版社 発行日 発売日 サイズ 備考
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29【寒い朝は】暇だから安価で兄姉彼に構ってもらうpart29【添い寝でぬくぬく】 タマヨは就寝安価で「よぉし、寝るか」と従妹ちゃんを誘い「よしよし、おねむりwwなんならおっぱいもあげようww」 と安価で前を開けて吸わすと従妹ちゃんは「えへへwwやったwwww」とお気に召したようだ。 続いてタマヨは「従妹、乳首当てゲームやろうww」と誘い開始する 従妹は「やははははwww」と笑いタマヨも「うひゃひゃひゃwww」と喜んでいた。 安価で従妹ちゃんに「今日は左手で食べてみないかい?」と言ってみると「いいよwwww」と 返事して左手に持ち変えて普通に食べ始めてタマヨは「あれ…」と驚愕。 タマヨは「私も使えたりしてww」とやろうとすると兄様に「タマヨは使えないんだからやめろ」と怒られる。 就寝安価でタマヨはかなり激しくキスをするジョンとする時のようにだそうだ しばらくしたら動かなくなったからやめて首ちゅっちゅし、肩に一つマークを付ける 色々となめまわしてたら喘ぎ声がはっきりしてきたので、やめたら抱きついてきたから寝るまで抱きしめてた。 タマヨと従妹ちゃんは共闘して兄様を擽り倒すことになるが問題発生。 従妹が小さくて色々と厳しいようだ。従妹「お兄ちゃんにのせいだ。でかい」と怒ると 兄様が「俺は悪くない!従妹がちびなんだww」と言い従妹ちゃんは「ぅ・・・あ、つるぺたって言うなぁああ!!」と怒るww 安価でタマヨは従妹ちゃんにアイドルデビューしようと誘うが断られる。 兄様に「立たないんだ…」と安価で相談するとEDやらインポの話しになる
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スレ250より 96 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 22 26 59.91 0 うちの妹夫ってエネなのかも。 妹が結婚した当時、妹夫実家では妹夫兄夫婦が同居してた。 妹が持って行った手土産に難癖つけて妹を泣かせるようなトメさんだから 兄嫁さんの苦労はすごいんだろうな~と推察していた。 妹夫婦が家を建てるお金を貯めたいということで、うちの実家で同居。 しばらくして妹兄夫婦はトメさんから逃げるように別居。 妹からトメさんに同居をせがまれているという話は聞いてた。 このたび妹夫が父母に「トメさんの引き取り同居」を提案wwwwwwwwww 聞けばトメさんの家は借家で、トメさんひとりでは家賃が払えないのと 老朽化して建て替えたいので大家から立ち退きを求められているらしい。 引き取る、いや許さないと妹夫と母の壮絶なバトルの結果、母が 「うちに無駄飯ぐらいを養う余裕はないんじゃー!!!!!!!」と ぶちきれて、妹夫は「母(トメさん)を無駄飯ぐらい呼ばわりされてまで、同居してやる 必要はない!嫁(妹)と出ていって母と同居する」 妹「独立するのは賛成だがトメと同居は絶対いや!」 どうなることやら・・・ 97 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 22 30 02.70 0 96 エネかどうかはこれまで妹さんにどう接してきたかにもよるのだけど、 馬鹿で図々しいのは間違いない。 98 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 22 33 09.64 0 妹夫兄夫婦が逃げるように別居という話が出た時点で 想像できるだろうにねぇ。 101 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 22 42 30.86 0 同居してやるって・・・へー で、妹は旦那捨てる気もなく デモデモ同居さえしなけりゃトメさえいなけりゃ、の人なのかな 102 名前:96[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 22 59 32.08 0 妹夫婦は食費と光熱費折半として実家にお金入れてるから それで「同居してやってる。お金払ってやってる」になってるのかも。 妹とは直接この件で話してないのでどうしたいのか不明だ。 もともと私と子ども(夫死亡)が実家で同居してた。 ただ私は夫の保険金や義実家からの贈与(夫の相続分を 先に子どもに分けてくれた)で生活は安定しているので 実家を出て妹夫婦に譲った経緯もあり、妹夫の言い分にかなりイラついている。 私も母からの伝聞なので、ちょっと身びいきかもしれないけど。 妹夫兄夫婦の別居については「トメさん旅行中に無断で引越し。 兄は退職済みで、妹夫がケータイにかけたら解約済み」という話で 見事な逃亡劇だったんだろうな~と推察してる。 107 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/10/17(月) 01 38 21.80 0 妹夫兄夫婦の別居については「トメさん旅行中に無断で引越し。 兄は退職済みで、妹夫がケータイにかけたら解約済み」 テンプレのような素晴らしい逃げっぷりw 112 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/10/17(月) 09 14 58.48 0 相談者の母親家にまだ妹夫婦は同居してるの? それだけ暴言を吐いてand吐かれてバトルして今まで通り暮せるわけないよ 一時的でもいいから相談者が実家に住んで妹夫に睨みを利かせてみたら? お母さんは妹には情があるだろうし、夫に洗脳されてる妹は優柔不断になっている 第三者の姉がガツンと〆ないと大変よ~~~
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乙女はお姉さまに恋してる おとめはボクにこいしてる 原作:キャラメルBOX 監督:名和宗則 助監督:ウシロシンジ シリーズ構成:長谷川勝己 キャラクターデザイン:島沢ノリコ 音楽:磯江俊道 アニメーション制作:feel. オープニング テーマ曲:「Love Power」作詞:有森聡美 作曲・編曲:橋本由香利 歌:Aice5 エンディング テーマ曲:「Beautiful day」作詞:榊原ゆい 作曲・編曲:神楽坂直樹 歌:榊原ゆい 乙女はお姉さまに恋してる オリジナル・サウンドトラック Love Power Again 2006年 作品名:お